eTrex 20J

今回海外旅行で、Vienna(Aurtria), Bratislava(Slovakia), Budapest(Hungary)へ行くことになり、GarminのeTrex20Jをamazonで買った。
日本からロンドン乗り継ぎでウィーンに22時過ぎてから到着するので、ホテルまでの道案内を期待して。
海外でしかも東欧だとスマホよりも専用機でないと通信費がかさむ。
ネットの評判通り、マニュアルに必要となる情報が書いてない。
しかも、機種によって制限やソフトが異なるため、なかなか使いこなせない。
忘れないように重要なポイントをメモを残すことにする。
定価\39,800(税込)

内蔵メモリーについて
内蔵メモリーの容量は2GB。空き容量は1.7GB
誤って消しても良いようにコピーを取っておく。

地図について
ヨーロッパの地図を買うつもりだったが、OpenStreetMap(OSM)でフリーの地図を配信していることが分かったので、フリーの地図を入れてみた。
Garmin用の地図は、OSM Map On Garmin/Downloadにリンク集がある。
配信サイトによってサイクリング用とかウォーキング用とかそれぞれの目的に合わせた地図を配信しているので、目的にあったサイトからダウンロードすること。
地図の色や表現も違うので比べてみることをお勧めする。
日本地図はadmincabal.comからダウンロー ドした。
日本地図は内蔵メモリーに入れた。
ヨーロッパの地図はヨーロッパの地図を配信しているnavmaps.euからダウンロードした。
アメリカの地図は世界の地図を配信しているOSM Mapsからダウンロードした。
しかし、データサイズがギガバイトクラスなので、回線にもよるが1時間以上かかる。
しかも、zipを解凍し、GarminにUSBケーブル経由で転送するのにも1時間以上かかった。
microSDカードへ地図を転送するときは、高速転送が可能なカードアダプタをパソコンに接続し転送すると早く転送できる。

OpenStreetMapの信頼性
登録されている施設を検索するのはお勧めできない。
例えば、目的地検索→宿泊施設→ホテルで検索するとなぜかプールが出てくる。
目的地検索→宿泊施設→ビジネスホテルで検索するとホテルが出てくる。
行きたい場所が決まっている場合、事前にポイントを登録しておくことをお勧めする。

ツール
ポイントを事前に作成したりするツール「MapSource」は付属していない。
CDの地図データを購入すれば付いてくるようだ。
ダウンロードしてインストールを試みたが動かなかった。
Garmin: MapSource
しかし、BaseCampをインストールすれば、MapSourceをインストール可能になった。
Garmin: BaseCamp
行きたい場所をパソコンで調べ、その地点の緯度・経度をMapSourceに入力し、Garminに転送することで、地名をGarminで入力しなくても済むようになる。

microSDカードの使い方
  • 最大容量:32MB
    新しいmicroSDカードを接続すると、最初だけは認識に時間がかかる。
  • Garminフォルダーを作成し、地図データを入れる
    ルートには多くのファイルや多くのフォルダーを作らない方が良さそうだ。
  • 地図の名前は重ならないように付け替える

    《参考》SDカードの規格
    microSDカードを認識しなくなった時にフォーマットするツールもある

GPS測値誤差について
電源を入れて測位できた直後は誤差が多いが、どんどん修正されて本来の場所に近づいてくる。
川土手など遮るものがない場所では、川の上を歩いているようなことはない。
しかし、ビルの間などではビル壁面の反射によって道路の反対側に渡ったりする。

eTrex 20J内蔵メモリー


eTrex 20J内蔵メモリー\Garminフォルダー
日本地図を入れた状態


microSDメモリー


microSDメモリー\Garminフォルダー
北ヨーロッパと南ヨーロッパ地図を入れた状態
ポイントを転送したら「GPX」「userdata」フォルダが作成された


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